和歌山県柔道整復師会

活動報告

date : 2019/11/09

ねんりんピック紀の国わかやま大会2019

11月9日(土)~12日(火)、和歌山県で第32回全国健康福祉祭和歌山大会「ねんりんピック紀の国わかやま2019」が開催されました。

本大会は、全国から60歳以上の選手が和歌山県に集まり、スポーツと文化活動を通じて健康と生きがいを分かち合う大会となっております。出場選手の中には、大正生まれの女性で水泳競技に出場する選手など、パワフルで元気な姿が各会場で輝いていました。

当会では、22か所で救護・トレーナー活動の公益活動を実施し、600人の選手に利用していただきました。スポーツの祭典とはいえ、国民体育大会とは違い、各代表選手にはチームトレーナーはついていません。しかし、どんなスポーツにもコンデショニングは大切です。元々抱える痛みの緩和やケガの予防のためストレッチやテーピング、スポーツの現場で日頃から活動する当会の柔道整復師として少しでもできる事を、大会出場選手全員を対象にさせていただきました。

今大会を通じて、印象的だったのが、選手の皆様が楽しんでいるということでした。細かいプレーや、勝ち負けより、自分が納得するプレーをする、スポーツを楽しむという雰囲気が素晴らしく感じました。きっと、そんな前向きで明るい気持ちが、スポーツや文化活動の原点であり、健康や生きがいに繋がっているのだと思っております。

本大会の主催は、厚生労働省・和歌山県・一般社団法人長寿社会開発センターです。そして、各種目を担当した市町村にマンパワーと専門技術で協力し、「おかげで、最後まで試合に出られた。」や「痛みがなく安心してプレーを楽しめた。」と少しでも感謝していただき嬉しく思います。

この大会を終えて、当会会員も、選手の皆様を見習い、生きがいづくりを行ったり、また、多くの人に健康と生きがいを与えられるような柔道整復師になれるよう、これからも頑張りたいと思います。


 

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